Stable Diffusion web UIでお絵かきしよう!(AUTOMATIC1111版)

流行りのAIでお絵かきしよう!乗るしかない、このビッグウェーブに!

Stable Diffusion web UIとは?

画像生成AI「Stable Diffusion」を簡単に利用するための実行環境の1つで、ブラウザで動くUIです。

AUTOMATIC1111版

「Stable Diffusion web UI」のコントリビューターであるAUTOMATIC1111氏が開発を進めているもので、機能モリモリなことで定評があるようです。

AUTOMATIC1111版のインストール手順

Pythonのインストール

Python Releases for Windows | Python.org
ここから最新版をダウンロードしてインストールします。
記事執筆時点で最新版は3.10.8です。
インストール時、「Add Python 3.10 to PATH」に必ずチェックを入れて下さい。
その他はデフォルト設定のままで大丈夫です。
インストール確認はコマンドプロンプトから下記のコマンドで行えます。

python --version

Gitのインストール

Git – Downloading Package (git-scm.com)
ここから最新版をダウンロードしてインストールします。
記事執筆時点で最新版は2.38.0です。
デフォルト設定のままで大丈夫です。
インストール確認は下記のコマンドで行えます。

git --version

CUDA Toolkitのインストール

https://developer.nvidia.com/cuda-downloads
ここから最新版をダウンロードしてインストールします。
記事執筆時点で最新版は11.8です。
デフォルト設定のままで大丈夫です。

WebUIのリポジトリのクローン

コマンドプロンプトを起動し、任意のフォルダに移動したら、下記コマンドでリポジトリのクローンを行います。

git clone https://github.com/AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui

モデルのダウンロード

画像の生成に使用するモデルをダウンロードします。大体下記に集まっています。
Stable Diffusion Models (rentry.org)
定番は「Stable Diffusion v1.4」、アニメ風のイラストを描きたい場合は「Waifu Diffusion v1.3 Full」が良いでしょう。

モデルの配置

先ほどクローンしたリポジトリの下に

{任意のフォルダ}\stable-diffusion-webui\models\Stable-diffusion

というフォルダができているので、この中にモデルを入れます。複数入れることが可能で、UIを起動した際にプルダウンから選べます。

バッチファイルの実行

先ほどクローンしたリポジトリの直下に「webui-user.bat」というファイルがありますのでこれをダブルクリックします。なお、テキストエディタで開いて

set COMMANDLINE_ARGS=

を、

set COMMANDLINE_ARGS=--medvram

というように変更すると、GPUのメモリー消費が抑えられるようです。

UIの起動

ブラウザに「localhost:7860」と打ち込むと、UIが表示されます。

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