MATLABとGitHubを連携する方法

全国1億2千万のMATLABユーザーの皆様お待たせしました。本日はMATLABとGitHubを連携する方法のご紹介です。MATLABのバージョンは執筆時最新のR2022bです。

プロジェクトの作成

今回は既存のフォルダーをGitHubに紐づけます。MATLABの「ホーム」リボン→「新規作成」→「プロジェクト」→「フォルダーから」を選択します。

「新規プロジェクト」ダイアログに「プロジェクト名」と「プロジェクトフォルダー」を入力し「作成」をクリックします。

「ソース管理情報」ダイアログの「ソース管理にプロジェクトを追加」をクリックし、ソース管理ツールに「Git」を選択して「変換」をクリックすると変換が行われます。

最後に「プロジェクトを開く」をクリックするとプロジェクトが開かれます。

リポジトリの作成

ブラウザからGitHubにログインしてリポジトリを作成します。方法は通常のリポジトリ作成と変わらないため詳細は割愛します。

リモートリポジトリとの連携

MATLABの「プロジェクト」リボンの「ソース管理」のコーナーにある「リモート」をクリックします。

「リモートの設定」ダイアログに先ほど作成したリポジトリのアドレスを入力し、「検証」をクリックします。「検証済み」にチェックが付けば検証完了ですので、「OK」をクリックします。

リモートリポジトリからのプル

リモートリポジトリはREAD MEがあるのみですが、念のためにリモートリポジトリからプルします。

MATLABの「プロジェクト」リボンの「ソース管理」のコーナーにある「プル」をクリックします。

MATLABの画面中央のプロジェクトの「すべて」に「README.md」が追加されていることを確認します。

リモートリポジトリへのプッシュ

新規作成または追加したファイルを右クリックして「プロジェクトに追加」します。

MATLABの「プロジェクト」リボンの「ソース管理」のコーナーにある「プッシュ」をクリックします。

ブラウザでGitHubを確認するとファイルが増えていることが確認できます。